心筋症


 心臓の筋肉自体が弱り、ポンプとしての心臓の機能に障害が起こる状態を「心筋症」と呼びます。自覚症状は「動悸」や「息切れ」で、とくに体を動かしているときに悪化します。心筋症は若い人でも起こります。「特発性心筋症」、「虚血性心筋症」、「二次性心筋症」といくつかの種類があります。さらに、特発性心筋症には「肥大型心筋症」、「拡張型心筋症」があります。虚血性心筋症は、心筋梗塞などによる心筋障害が原因の場合を言います。
 症状の軽い、あるいは無い、初期の段階からの内服療法で進行を食い止めたり、心臓の機能を改善することが期待されます。早期発見、早期治療が大切です。