成人川崎病外来 |
川崎病は、一時的な発熱とともに皮膚、粘膜、リンパ節に特徴がみられる主にお子さんの病気で、当院小児科の川崎富作先生により発見されてからすでに30年以上が経ちます。しかしながら依然として原因は解明されておらず、しばしば冠動脈に後遺症を残します。これらの患者さんの中にはすでに成人された方も多く、就職、結婚、出産にまつわること、さらに年齢が進みますと、高血圧や動脈硬化の影響など、小児期とは別の問題が生じてきております。 当科では、以前から、当院小児科と連携しながら成人された川崎病の愚者さんの診療を行ってきましたが、今回、新たに診療指針を作成し、2003年5月から、これに基づき定期検査・管理を行っております。 基本的には2002年改訂の新管理基準を尊重しながら、より慎重に、なるベく少ない受診頻度で、必要な検査を効率よく実施する内容となっております。 都合が合わずに通院を中断してしまっている患者さんや、他院におかかり中の患者さんのセカンドオピニオンにつきましても、お受けしておりますので、一度御相談下さい。 |