10月5日〜6日
モンテベッロウからガテノ川を渡ってハルという町を通り、
夕刻オタワへ着きました。
国の中枢機関が総て集められて、そのために作られた町という
ことです。夜になると人通りも無くなってひっそりしてしまう
とか。クイーンストリートのデルタホテルへ到着です。
ホテルの窓から、外をのぞきますと、道を隔てた目の前に可愛い教会が見えます。
レンガ造りの教会の尖塔がたそがれています。
夜になってまた窓のカーテンを少し開き、教会を覗いてみました。
すると、教会のステンドグラスがライトアップされて、えも言えぬ美しさです。雨が降っています。
小さな教会の小さなステンドグラスは、いつまでも暗い夜の雨の中で童話の挿し絵のように灯っておりました。
5日目
今日の予定は、朝食後、オタワ市内観光、午後、アルゴンキン州立
公園に隣接するハンツビルへとなっております。
その朝食時にとんでもないハプニングが起こりました。
同じツアーの方が、一寸した油断から、パスポート、お金、など大切
なものが入っているバッグを盗まれてしまったのです。
食堂のテーブルの下に置き忘れた事に気付き、2・3分後に戻って
来たらもう無かったそうです。パスポ−トは命の次に大切なものと
言われているのに、どうなることでしょう。
心配しながらも、我々は、現地ガイドさんの案内で、国会議事堂、
パーラメントの丘、ロッククリフ公園などを一回り、オタワ市民の
台所と云われるマーケットをぶらつきました。ここにも感謝祭のため
の黄色いおおきなかぼちゃや、愉快なかおの描かれた大、中、小の
かぼちゃが沢山売られています。
昼食をとっていると、添乗員さんと盗難に遭った方が無事に戻って
参りました。不幸中の幸いで、オタワであった為に、警察、日本の
大使館など、すぐ近くにあり、日本に帰る為に必要な書類が、
スムースに発行されたとのことで、ヤレヤレとみんなで一安心です。
驚いたことに、そのことから、他に二人もパスポートを盗られた
経験者がいたのです。一人の方は、やはりベルギーのホテルの
ロビーで、つい気がゆるんで、バッグを下に置き、「右を見て、
左を見たらもう無かった。」そうです。
話しのついでに、別の方は、飛行機のトランクに買ったばかりの油絵
の道具をうっかり置き忘れて、慌てて取りに戻ったところ、すでに
係官が、不審物として爆薬をしかけ、アッピールしたにも関わらず、
無惨にも広場で爆破されてしまったとか。ヒースロー空港のことだ
そうです。
うっかりがとんだことになります。それにしても、あのヨー・ヨー・マ
さんもニューヨークのタクシーの中に、大事なストラデイヴァリュース
のチェロを置き忘れたと昨日のニュースで聞きました。無事に出てきた
そうで、本当によかったです。みんなで、気を付けましょうねと話し合いました。(O.O;)(oo;)
朝市で賑わうオタワのバイワード・マーケットです。可愛い子供達が何を覗いて居るのかしらと思いましたら何と、実はお人形さんでした!
感謝祭用のパンプキンが沢山並んでおります。パンプキンに描かれた手書きの顔が色々な表情で笑っています。
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