再びのインドネシア:中央ジャワ編 2
マグラン


これからイダの故郷、マグランを一巡りです。

マグランには、陸海軍の士官学校があります。軍隊に入る前にここでみんな教育を受けるようです。「これはアルミハウスです。」とイダ。「?」ああ、アーミーハウス!英語の発音がとてもきれいなイダですが、時々Rの発音がルとなるので、「アルミの家」とは何ぞやと一瞬戸惑いました。上級士官の家は外側にあってなかなか立派です。あとは、独身者の家や、家族持ちの家など、みんな一戸建ての綺麗な団地になって居ります。広い運動場では、子供も遊んだりして居りました。

賑やかな町中にやって参りました。「去年市長が変わってから、街が汚くなってしまった。」とイダが嘆きます。それまでは、街に広告など無かったのに、新しい市長はお金の為に所構わず広告を出す事を許してしまったとか。なるほど、道路の両側には沢山ヒラヒラと広告の旗が立っておりました。

「ママさん、かき氷如何ですか?」イダが悪戯そうな笑顔で言います。学生の頃良く来て大好きな かき氷を食べた懐かしいお店があるのだそうです。イダが懐かしむお店に是非行って見たいと思いました。

店 女の子たち

イダが嬉しそうに入ったお店はジャカルタにもあるお店のチェーン店なのだそうですが、とても素朴な作りで、一昔前の日本の地方都市にあったような感じのお店でした。お隣の席には可愛い女の子が軽食を食べながら楽しそうにおしゃべりして居りました。イダも昔こんな風にここでかき氷を食べたのかしらと微笑ましく思いました。女の子をクリックすると、そーら、これが噂のかき氷で〜す。日本のかき氷とは趣が違いました。甘いココナッツ味で、つぶつぶしたのが氷、パンも浮いています。葛きりみたいなものも入って居ります。

「ママさん、どうぞ。」・・・あ〜、おなかこわさないかな〜 氷ですよん。まぁ、いいや、ままよ!食べちゃえ!翌日イダは「ママさん、大丈夫でしたか?」と心配して呉れましたが、それが大丈夫だったのでした。


再び車で走っているうちに、右手に丁度古墳のような形の小山が見えてきました。
「あれは、ジャワのおへそと言われている山で、頂上にお墓があります。それにまつわるお話があるのです。」ドレドレと近くに行って見ますと、「ジャワのおへそ」の下は広い原っぱで、子供達が集まって凧を揚げて遊んで居りました。上の小さい方の画像をクリックすると可愛いマグランの子供達に会えます。

ジャワのおへそもとっぷりと日が暮れてきました。中央ジャワの夕暮れは如何ですか? おへそをクリックすると街の果物屋さんです。

   

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