わくわくパリ日記

〜初めての海外旅行 (1)〜

 タイムマシーンに乗ってピューンと22年前に飛んで行きまーす。ご一緒して下さる方はどうぞお乗り下さいませ。このマシーンは途中下車可能でーす。

1982年11月21日、すったもんだ、行こかやめよか、迷い迷って一行4人とうとうみーんな初めての海外旅行、ウイーン・パリ7日間のドタバタ旅が始まりました。 メンバーの内訳・・兄嫁、兄嫁の友人、親友Oさん、私です。言い出しっぺの私が一番若いので、何となく責任を感じております。

22時30分発、JAL。425. Paris 本日の最終便。
エンジン始動!キャー!!舞いあがったァー・・・

アンカレッジまで6時間15分。(当時アンカレッジ経由でした。)限りなき開放感。 アンカレッジ時間午前9時45分 まだ夜が明けきっていないような荒涼とした風景の アラスカに到着です。 戸外の気温は6度くらいとか。機内整備のために約1時間の自由時間。ロビーの外れの回廊に ピストルをぶら下げたいかめしい顔の警備員が立っています。展望台でOさんと写真を。 アラスカの空気は爽やかで冷たかったぁ。

マンチェスターの灯


22日 パリ時間 午前6時38分。飛行機の窓から下を見るとまるで宝石箱をひっくりかえしたような美しいオレンジ色の灯がチカチカと耀ってこの世にものとも思えない。それはマンチェスターの町の灯だったのです。イギリス上空を通過したJAL425便は遂にパリ、ドゴール空港に。午前7時40分 Landed! パリは雨でした。

パリ市街へ入ったバスは先ずモンマルトルへ。胸のときめくような素敵な町並みを抜け、立派な教会(多分サン・トリニテ寺院)の前を通り坂の町に入ります。そこは、モンマルトルでした。

Oさんの短歌です。
  カンバスに傘くくりつけ描く人の金髪濡らすテルトルの雨
  白ペンキ塗りたるルーバーの窓つづくユトリロも歩みしこの坂道に


アラスカだー。
アラスカの空港で

サクレクール寺院

テルトル広場