※このお詫びのコメントは3.0では表示されていません。

再びのインドネシア


バリ編 10

※このお詫びのコメントは3.0では表示されていません。



持ってきた水着がやっと役に立つ時が参りました。 プライベートプールとは何とのびのび出来る所でしょう!
2000年4月から一年がかりで覚えたクロールでスーイ、スーイ、スーイ と・・オヤ、3ストロークでもう反対側にタッチです。何だか急に水泳の達人 になったような気分です。平泳ぎ、背泳、横泳ぎ、犬かきとオールスター キャストで泳いでも余裕です。そうだ、プールを作る時にはこのサイズ にしよう!と、実現不可能な事を考えました。

水泳 イダと
水豚というご機嫌な動物です。 翌日帰ってきたイダとプールサイドで。

シェラトンのビーチからは朝日が見えます。(今朝は残念ながら見えません でしたが)リッツカールトンは、シェラトンとは反対側のビーチに位置しており、 夕日が見られるとのことです。今日は良く晴れていますからタナロットで 見られなかった夕日に出会えそうです。 ヴィラに鍵をかけて、本館の方にあるレストランに出かけようと門を出ました

「あっ!オオトカゲだ!」恐怖を押し殺したような声に振り向いたのですが、 何も居りません。 「何処に?」門を出たところの石段の下に穴があって、そこに逃げ込んだそうです。
「イグアナみたいな大きな奴だったゾ!」「え〜?」
ああ、残念!見たい私が見ないでどうして怖がる人が見るのでしょう! 後で聞きましたら、やはり大きめのトカゲが居るのだそうです。このあたりでは 家の守り神とされているそうです。ヤモリの親分みたいなものですね、きっと。

着いた時助けを求めて慌てて私が走り込んだ建物は、やはり本館でした。 長い廊下を伝ってゆくとロビーに出ました。そこから右側の広い階段を 下りて行くと緑の野外スペースが開け、レストランなどの建物が点在して おりました。そのあたりにはプールや子供達が遊べる場所などもあります。

階段 階段を下りると
ロビーの反対側の眺め。向こうに蒼い海が。 階段を半分ほど下りたところ。

やがて目の前に海の見える高台にやって参りました。 テーブルがしつらえられて、野外で食事が出来るようになっております。 静かな一角に席をとりました。
段々黄昏て、美しいサンセットです。私はデジカメを構えて、南シナ海に とろとろと沈んで行く太陽を幾つも写しました。ディナークルーズで窓から 見たハワイのサンセットも素敵でしたが、ここのサンセットは正に目の前 独り占めの感じでまた格別です。

高台 入り日
海の見える高台です。クリックするとこの近くから眺めたサンセットが。 完璧なサンセットです。クリックして木々を配したところもどうぞ。

テーブルにランプが点され、ビーチの篝火の明かりが揺れて、時がゆるやかに流れて行きます。 このホテルでの一日は、長年コツコツと勤めた会社を6月に無事にリタイア した父親への感謝のプレゼントでもあるとのメッセージはイダと息子、娘達 からのものでした。息子には色んな事で散々心配させられたなぁ、でもこの広い 世界に誰か必ず一人、息子をサポートしてくれる女性が居る筈だ・・ と、心に念じていたことが、現実となった、これが夢のように消えて無くなりません ように。

注文したナシゴレンとサテ・アヤム(チャーハンと焼き鳥)がテーブルに届き、 ウエイトレスが「Have a nice dinner」と言って去って行きました。ディナーと 云うには一寸寂しいですが、ビンタンビールの琥珀色の液体に細かい泡が 絶え間なく浮いて行く様子を眺めていると、つましく過ごしたこれまでの平凡な 人生が、とても貴重なものに思われてくるのでした。

ビール 二人連れ
ビンタンビール、美味しそうでしょう?クリックすると、テントに灯火が点ります。 良く見て下さい。若い二人連れです。人生のスタートを切った新婚さん?クリックすると本当のサンセットが見られます。

BACK NEXT