ウブド(Ubud)はヌサドゥアから北の方角になります。
バリ芸能、芸術の中心地ということですが、今まで見た町とは違う
印象です。お寺が沢山あり、びっくりです。また、石像や木彫を作る
工房が沢山ありました。
車を止めた所も、木彫の工房ですが、そこの隣を入って行きますと
こじんまりした美術館がありました。中には素晴らしい絵や木彫が
並んでおり、流石芸術の中心地だということが分かります。
写真を撮ってはいけないという作品は、是非撮りたいと思うほどの
立派さです。バリの伝統衣装を身につけた若い男の子が優しい
まなざしで見張りしてました。
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美術館の手前にこんな建物がありました。 |
美術館の憩いのコーナーです。 |
この美術館を出るとすぐ目の先にレストランがあります。
席についてあたりを見回すと、前がず〜っと田んぼで、遠くの方に
アグン山が霞んで見えるではありませんか。アグン山にはバリの神々
が住んでいると言われる高さ3142メートルの山で、赤道近くにも関わらず
雪が降ることがあるとか。今度はアグン山に出会ったぁ!感動致しました!
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レストランからの眺めです。クリックすると遠くにアグン山が見えます。 |
レストランで食べたバナナフライです。 |
アグン山を遠く眺めて感動のおよしでしたが、ここで何を
食べたかと申しますとバナナの天ぷらとアイスクリームの
セットでありました。
ここも窓など吹き通しで、クーラーが入っているわけでも
ありませんが少しも暑さを感じません。
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自然にとけ込んだようなレストラン。 |
風通しの良いレストラン。 |
一休みして腰を上げ、今度は大通りに面した大きな木彫り
の工房へ入ります。ここでお土産を仕入れようという魂胆
です。買い物となりますとイダの出番です。つまり値切る
わけで・・・
「おじさん、これはいくら?」
「○○ルピア」
「オ〜、話にならない。△△にしなさい。」
「そんなぁ。」
ダメダメというおじさんの背中を押して強引に負けさせて
しまいます。以下はイダのお手並みです。
(左 買値 ) ( 右 売値)
<レート=¥69,4>
Rp.200,000 (仏像) Rp.750,000
75,000 (祈る女 ) 150,000
35,000 ( 〃 細長い) 100,000
25,000 (小さい祈る女) 75,000
20,000 (小箱2箱) 30,000
おじさん、最後に頭が混乱して袋の中に
3個入っていました!つまり9万が2万に。
100,000 (四角い壁掛け) 150,000
100,000 (小さい象、2体) 300,000
如何です?日本人が如何に高いものを買っているかが良く
わかりますでしょう?驚きでした。
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木彫を買った工房です。左のおじさん、負けて下さって有り難う!
クリックすると制作風景が。 |
工房の女性がレイのお守りをして下さいました。 |
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ところで、レイ(孫)の頭がつるつるな訳、まだ歩けないのに靴を履いている
訳は?それは、インドネシアでは生まれた赤ちゃんの頭を剃る風習があるそうで、しっかり
剃られました。睫毛まで奇麗にカットしてありました。人間はちゃんと靴を履いて歩くのだ
という事を教える為に靴を履かせるのですって。日本から里帰りした時、どうして靴を
履かせないのかと言われたそうです。デモ、歩ける子供達は裸足で飛び回っていましたけれど・・・!(^^)!
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