再びのインドネシア:中央ジャワ編 6
ブンガワン・ソロ

ソロの人々


博物館からソロの町へ逆戻りです。ソロソロ・・お腹も空いてきました。一軒の店の前で 車が止まりました。ここで昼食です。このお店がソロの町のどのあたりなのか、良く分かりませんが、人気のある庶民的なレストラン(・・というより、食堂)なのだそうです。早速一番奥の方に席を とりました。すぐに5種類ほどの料理の乗ったお皿が運ばれて参りました。早いことと思いましたら、これは予めどのテーブルにも出されて、好きなだけ食べて食べた分のお金を払うのだそうです。 例えばサテ(焼き鳥)のお皿から1本取って食べれば1本分払う訳です。そのほかに食べたいものを 注文致します。分からないので、イダとエンダンさんにお任せしました。

レストラン入り口 農家

左上の画像は店の看板です。右は入り口から見たレストランの内部です。中は広々して おりました。
昼食 昼食

左が定番のお皿です。右が注文したもので、ご飯とスープです。こちらの人は普通、 ご飯とスープと一緒になったものを食べるとのこと。私は別にして貰ったのですが、ご飯が パサパサしていたので、スープに入れて食べてみましたら、それがとても美味し〜い! やはり郷に入れば郷に従ってみるものだとつくづく思いました。忘れられない味になりました。

ここでエンダンさんと初めてゆっくりお話です。エンダンさんはソロの 小学校の先生で、英語を教えているのだそうです。
「初めて英語を勉強させるのにどんな方法で教えるのですか?」 「会話から入ります。」

やっぱり。何たって会話が出来なければ仕方がないですものね。日本人は日本語を話せば 良いんだ!なんて威張っても、(勿論正しい日本語教育が第一に必要ですが!)最早通用しませんね。 第一損です。外国人とコミュニケーション出来ればお互いに楽しさも倍増です。

ソロの昼食で私もちょっぴりソロの人になったような気分。腹ごしらえも済んでこれからお待ちかねの ブンガワン・ソロへ!ブンガワンは川という意味だそうです。

また市内を離れてどちらへ走ったのか、広い道路の端に車を止めました。道ばたで屋台を出していた親子づれが居りまして、お母さんが子供にマンデー(水浴)をさせている所でした。「ここを入って 行くと川です。」と言われてわくわくと、脇道を進んでゆきました。

ブンガワンソロ目の前 バンヤントゥリー

大きな木はバンヤントゥリーです。ハワイにもものすごく大きなバンヤントゥリーがありましたっけ。大きな木、大好き!この向こうがブンガワンです。左の画像をクリックして下さい。ブンガワン・ソロですよ〜。この時は乾期でしたので、水嵩が少なかったのですが、雨期になるとそれは大きな川になるそうです。右の画像を クリックして下さい。あれまぁ、昼間からこんな所で賭けごとを!

うれしい ブンガワンを見下ろす

とうとうブンガワン・ソロに来た!思わず、メローディーが口をついて出てきます。ヤッホー♪ 隣では「別になんて事無いただの川じゃないか。」という夢もロマンも無い方!そういう方にはお引き取り頂いて、エンダンさんと高い所に登って仲良く川の流れを見つめて居りました。


◇冒頭の画像はソロの働く人々です。
   

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