東欧土産話(7)



旧市街を抜けて可愛いお店の並んでいる通りで昼食のレストラン の場所を教えられ、一時解散です。
22名、蜘蛛の子を散らすように思い思いの方へ突進です。

さあ!どんな出会いがあるでしょう!


beautiful_woman 可愛い小物を売っているお店に入りました。 売り子さんはとびきりのビューティフル・ウーマンです。 そう言えばチェコの若い娘さんの美しいのにはビックリです。
プラハ城を案内して下さった日本人の現地ガイドさんが、「ここ には美人がたくさん居ます
けど、男の方、どうぞ、済みませんが 見とれていると迷子になりますから、ツアーが終わる
までは、私 の背中を見て歩いて下さい。」と言って笑って居りましたが、これは 経験からきた
言葉だったかもしれません。
街角 小径のつきあたりです。こんなアートな一角がありました。
古いものと新しいものが旨く溶け合っていると思いませんか?
昼食をとったレストラン マークの白い魔女はこの町の有名なお話に出てくるそうです。 この地下でお昼を頂きました。
マリオネット 急いで行き過ぎる街角には、思わず入って行きたくなるような楽しそうなお店が並んでいます。 扉に大きなマリオネットがぶら下がっておりました。
老人ホーム 建物の美しさ、重厚さは、ハプスブルク時代の繁栄を今に留めています。 突き当たりが老人ホームとの事です。可愛いおじいちゃん、おばあちゃんが出てきそうですね。


ドライバーのニコさんはウイーン出身で、吾が意を得たりとばかり ウインナワルツのテープをかけて帰心矢のごとし、スピードを上げて走ります。

トウモロコシ畑

窓の外には、麦畑やトウモロコシ畑、ひまわり畑など続きます。

暫く走るとさびれた工場があり、そこから延々とパイプラインのようなものがつながっております。 ぼろぼろ状態で、恐らくソ連時代のパイプラインがそのままになっているのではなかろうかと思われます。


間もなくチェコとオーストリアの国境近くまでやって来ました。
TDのSさんは、「出国は簡単ですが、入国は少し時間がかかるかも知れません。
その時その時で、色々変わるので、行ってみないと分からないのです。
この前はこうだったからと思っていると次はもう変わって居るのです。」とのこと。

チェコ出国は、女性の係官がバスに入って来まして、一人ずつパスポ ートを簡単にチェックしておしまいでした。
次はオーストリア入国です。するとドライバーがバスから下りて紙切 れ一枚を係官に見せましたらもうそれでオーケーで、バスはすぐ出発 です。あっけないようでした。

バスは予定どうり、午後6時頃ホテル・アルティスに到着。 ホテル恐怖症にかかった我々は、恐る恐る部屋に入ります。 昨日の事を思えば、やや狭い部屋も豪華に感じます。 バスのカーテンが又無いかと思いましたら、プラスチックの折り畳み のカーテンでした。安物ツアーの面目躍如たるものがあります。 でも、ここは、紛れもなくウイーンです。 テレビのドイツ語が分からなくても耳に優しく響いてまいります。

エゴンシーレやムハの名前がそこ此処に見られる美しいチェスキー クルムロフに別れを告げ、ブルダヴァ川を後に、ウイーンへとバスは 進みます。

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